K.Iさん|17回生
2023年3月、東京女子学園高等学校の最後の卒業生を見送りたい、また芝国際高等学校に同窓会である清香会のバトンを渡したいという思いで清香会会長を引き受けました。 中学高校を共に過ごした青春時代は一生の宝物です。同級生が清香会会長になったことが嬉しいと、数十年ぶりに清香会総会に出席してくれた友人がいます。学生時代・勤務先・ママ友など友人はたくさんいますが、年をとってもニックネーム”タマちゃん”と呼んでくれる友を大切にしなくてはと思います。そして私を応援して下さる諸先輩・後輩の皆様に心より感謝申し上げます。来たる9月の梅香祭「卒業生の部屋」、10月の18才から88才の会員が集う清香会総会にお出かけ下さいませ。心よりお待ち申し上げております。
R.Wさん|35回生
卒業して42年、還暦を迎えました。現在大きな不調を感じる事なく、両親のサポートもそれなりにこなす事ができています。この「元気の源」を辿ると高校時代の部活動が浮かんできます。東京女子学園では3年間バドミントン部に籍を置きました。 顧問の榊󠄀英純先生、日体大生のコーチのもと練習を積み重ねました。その頃の活動場所といえば、校舎の最上階にある小さな体育館、トレーニングは階段や廊下、ランニングは学校の外周、時には芝公園まで距離を伸ばしたこともありました。普段の練習に加え、一年に一度夏に合宿があり、長野県へバスで移動、現地に近づくにつれ練習への不安からドキドキ、そわそわ緊張感でいっぱいでした。卒業してからはしばらくラケットを握ることはありませんでしたが、25年程前再び機会が訪れました。学生時代とは違い、楽しくにぎやかなバドミントンです。そして驚いたことに、ご一緒している仲間に實吉幹夫先生の先輩がいらっしゃったのです。東京女子学園のこともご存知で会話が広がりました。バドミントンを通し多くの経験、出会いができたことに感謝し、これからも身体の許す限り楽しんでいきたいと思います。
K.Nさん|58回生
東京女子学園での思い出はたくさんありますが、その中でも6年間所属した調理部が一番です。部長を2年間務めさせていただいたことは、私にとって進路決定の指標にもなったほどです。毎週、友人たち・先輩たちと班になってお菓子などを作ることが楽しくて、部活がとても楽しみでした。休み期間や送迎会のパーティーメニューはどれも豪華。その中でも梅香祭での活動は格別でした。チュロスやちまき、クッキーを作って販売。先生方と相談してメニューを決めていたこともいい思い出です。部活動を通して作りたいもの・やりたいことを相談して、実現するために何が必要なのかを考え、学ばさせてくれたことは今も仕事をする上で大切にしていることです。東京女子学園は、一度きりの人生の中で、自分がやりたいこと、なぜこうなるのか、こうなったのかを学べる最高の場所です。後輩のみなさん、先生方と一緒に自分を輝かせるために、一生懸命活動してください。
M.Aさん|64回生
東京女子学園での思い出といえば、中学1年生から高校3年生まで生徒会に入り、中学・高校生徒会会長をさせてもらえた事です。特に梅香祭の思い出が強いです。毎年、半年前から企画内容を考えたり、装飾準備をしたりと、やる事が山ほどありましたが、一人で抱え込まず、学年関係なく皆で協力して梅香祭をやり切った達成感は忘れません。それらを通して、一人だと限界がある事も、皆で協力し合えば出来るということを身をもって学びました。また、東女といえば英語! 3週間の海外研修教育研修で言葉が完璧でなくてもコミュニケーションは取れると知りました。この体験もあり、物怖じせず大学卒業後一人でニューヨークに短期留学ができました。そして今、私はボイストレーナーとヨガインストラクターをしています。後輩のみなさん、時間を大切に、悔いなく学業も学業以外のことも勉強して、体験や経験を、五感をフルに使って吸収してください。より良い人生に役立つと思います。そして、いつも自分の周りにいる人たちへ感謝の気持ちを忘れずに。皆さんにとって、素敵な人生を歩んでいかれますように!
N.Fさん|71回生
東女での生活は友だちとの時間や部活、勉強などすべてに最も色濃く夢中になることができていたと思います。この時間で経験したことは社会人になった今も非常に活かされていて、その当時は気づかなかったけれどしっかりと私自身の軸になっていたことに気づくことが多々あります。なので皆さん今ある時間を大事に、楽しいことやつらいことも全部すてきな思い出にしていってください。どんな時に学校に行っても学生時代の空間に戻れる東女の環境がいつまでも大好きです!
M.Sさん|75回生
東京女子学園で過ごした6年間は、私にとって本当にかけがえのないものでした。中学・高校生徒会での活動は、協調性、自主性、臨機応変の対応能力、良きリーダー像などさまざまな考え方を得る良い機会となりました。高校の探究ゼミで、ジェンダー格差や識字率・難民問題について興味関心を持ち、大学ではそれらを研究テーマとして掲げ、研究を進めています。また、卒業後も東女の先生方の親身なサポートにより、志望する大学から、編入学の内定をいただくことができました。本当に感謝しています。そして、東女での生活を通して、大切な友人たちと出会うこともできました。彼女らとの共同生活を通して、時にぶつかり、時に励まし合い、多くの時間を共有したことで、互いに人間的に成長することができました。東女で出会った先輩、先生方、そして親友との縁をこれからも大切に過ごしていきたいです。