スクールライフ

SCHOOL LIFE

SCHOOL LIFE 01体験学習

国際体験

違いを認め合うことが国際交流の出発点

英語ができるだけでは、国際社会を生きていけません。本当に理解しあうためには、相手の国の歴史や文化・習慣、社会事情を知ることが欠かせません。もちろん外国のことを知る以前に、日本のことを知っておくことも大切です。英語に限らず、他の教科で学ぶすべての知識が、国際交流の基礎となるのです。そうして身についた知識をもとに、実際に外国の人々とふれあいながらさらに理解を深めていこうというのが東京女子学園の考える国際体験です。

PICK UP海外教育研修[2024年度 / 中3修学旅行 / アメリカ・シアトル]

1980年から続くプログラムで、中3の夏休みにアメリカのシアトル近郊の一般家庭に、10日間ホームステイをしながら英語研修を行いました。月曜から金曜日の午前中は地元のコミュニティでオリジナルプログラムに基づいた英語の授業を受け、午後はホストファミリーも加わって毎日楽しいアクティビティー(マリナーズ野球観戦やアメリカ祝祭日体験など)を体験しました。家族の一員として生活をしながら、アメリカの生活習慣や文化を学びました。

PICK UP高2修学旅行[2024年度 / 高2未来創造コース / 韓国・ソウル]

異文化理解・外国語教育・自国や自己発見を図ることを目的として、3泊4日で韓国に行きました。ソウル最大の古宮「景福宮」や韓国の伝統的な生活風景「北村韓屋村」を散策したり、食文化を堪能してきました。学校で習った韓国語を使い、さまざまな日本と韓国の違いを発見し、友人との絆を深めることもできました。

PICK UPオーストラリアターム留学[高1・高2希望者 / オーストラリア・アデレード]

高1・高2の希望者を対象に、1月下旬から4月上旬に南オーストラリア州アデレードにある名門高校へ留学します。留学期間中は、ひと家庭に一人が滞在し、ホストファミリーと生活を共にしながら、生きた英語を学び、広くオーストラリアの風俗、歴史、文化に親しみます。また、現地高校生との交流から、言葉や習慣の異なる国で過ごす体験を通じて幅広い国際性を身につけ、自立心を育みます。

日本文化・歴史体験

文化・歴史をより深く理解し、国内外に向けて発信する力を養う

国際社会において、自国の文化や歴史を理解することで、生徒一人ひとりが、より善く生きていくために、自国の歴史や文化をどのように生かしていくかについて考え、異文化を尊重できる態度や資質を培います。東京女子学園では国際社会で活躍できる女性(ひと)の育成をめざした上で、自国が持つ文化の価値を深く学び、自国の歴史を活かし、国際社会の平和と発展に貢献できる生徒を育てます。学校行事に限らず、教科の枠を超えて、真の国際人としての自覚・意識を培うためのクロスオーバー型教育を実践しています。

PICK UP礼法[全学年]

6年間通して行われる礼法。和室での所作・畳の歩き方・ふすまの開け閉めの仕方・茶菓の出し方など、実習とビデオ講義を交えて習得します。多くの卒業生の方の協力のもと、相手への心配りや相手を大切に思う心を実感する意義ある取り組みです。礼儀や作法、日本の伝統文化とその心の理解を深め、豊かな感性を育てます。

PICK UP駒ヶ根研修

2022年度より、長野県駒ヶ根市の「駒ヶ根ふるさとの家」で「探究×国際交流」をテーマにさまざまな研修をしています。総括の研修発表には駒ヶ根市長さんも参加してくださいます。

[これまでの研修内容]

  • シンKOMAGANEプロジェクト(地域創生課題探求)参加
  • World Interview トピック『SWEETS』
  • 地球人メットワーク in こまがね 日本語教室・BBQ交流会参加
  • かんてんぱぱ(伊那市)見学と観点を使用したデザート作り
  • JICA駒ヶ根(青年海外協力隊訓練所)訪問プログラム参加
  • JICA駒ヶ根(青年海外協力隊)訪問
  • おやき体験

PICK UP邦楽教室[中3]

歌舞伎の舞台や指導者として活躍されている、稀音家 六公郎(きねや ろくきみろう)先生にお越しいただき邦楽教室を実施しました。三味線の成り立ち、素材、音が出る仕組み、また長唄や歌舞伎について教えていただきました。終わる頃には、生徒全員が三味線で「桜」のワンフレーズを弾くことができるようになりました。