2019.09.04 スクールライフ
港区「平和のつどい」に参加
令和元年8月24日、港区芝浦にあるリーブラホールで開かれた、「平和のつどい」の第1部として「港区平和青年団活動報告会」が行われました。
公募で集まった高校生6名が港区の戦争体験者との交流、都立第5福竜丸展示館・昭和館・けいしょう館の見学に加えて、被爆地である長崎で平和祈念式典等に参加しました。その研修の内容を発表する報告会です。本校からは高校2年生のKさんとTさんの2名が、団員として選抜されて長崎へ派遣されました。活動をスライドでスクリーンに映し出しながら、2人は実際に現地へ行って学んだ衝撃と悲しみを、平和への願いを込めて発表しました。平和の尊さを知識として理解する一方、自分たちが過ごしている日常とは異なる話を、きちんと理解し、後世に伝えてゆくことが必要だと述べていました。
この港区平和青年団には東京女子学園からほぼ毎年数名選ばれて、長崎へ派遣されています。平和の実感と、実際に見聞きした風景や写真を比較して、自分たちの世代からの平和の意義を述べるという構成で、心に訴えかける平和の尊さが印象的でした。
「平和のつどい」は14時から15時が青年団による報告、15時から東京室内管弦楽団による平和祈念コンサートでした。自分が体験で得たものを他人に伝えるという経験は、今後の生活においても有用な研修になったことでしょう。来年も是非、東京女子から生徒が青年団として参加し、活動してほしいと思います。