2019.07.05 教育
中学1年 文字と式 数学
地表から何㎝ 綱は浮くでしょう
6月29日、文字式の授業もそろそろ終わりです。
そこで最後に次の問題を考えました。
地球の地表に沿って一周の縄を張りめぐらせます。
その縄とは別にそれより1m長い縄も地表に沿って一周張りめぐらせます。
すると、1m長い縄は地表より少し浮きますね。
さて、どれくらい浮くと思いますか。
ただし、地球は完全な球形と考えます。
ア)子犬が通れるくらい イ)ひよこが通れるくらい ウ)てんとう虫が通れるくらい
この問題の授業の展開は次のプリントのようになりました。
Nさんが実際に黒板に書いて説明!
この問題は、考える球(円)の半径が実は関係ないことが文字式を通して分かりました。
そこで、みんなで体育館に行き、体育館の中央の床に描かれている円を利用して実験してみたのです。
まず、描かれている円に沿って縄(ロープ)を取り付けます。
そして、次にその一周の長さよりさらに1m長い縄をつくり、生徒全員がなるべく均等にその縄をもとの円の外側に引きます。すると、もとの円の外側に計算の結果(先のプリントにあります)と同じ約15cmの幅ができました!!
生徒は各自持参した定規でそれをそれぞれの場所(各位置)で計測しました。