ニュース&トピックス

NEWS

NEWSニュース&トピックス

2019.02.04 教育

中学3年 一人暮らしを考える

あなたは23歳の大学卒業後の会社員、給料20万で一人暮らし!あなたならどう使う?
中学3年生公民の「私たちの暮らしと経済」を『一人暮らしを考える』シュミレートを通じて学びました。
給料20万円としても社会保険料や税金が引かれて手元に残る金額17万。仕事は一般職、内勤で場所は田町。
まず、住みたい場所、自由に使いたい金額を記入、その後、生徒たちは思い思いに、生活にかかる予定金額を食費、住居費、通信費、水道・光熱費、その他、貯蓄といった項目ごとにシートに書き込みました。
「17万円じゃ、全然足りない!!」「私やっていけそう!」など様々な声。

次に3食摂ることを条件とした食費を計算し、住居情報をiPadで集めました。調査後は住みたい理想の場所とは全く違った所がヒット!
必ずかかるお金を引いて自由にできるお金がどれくらいあるのか、生徒にとって現実的な社会経済を知る貴重な機会になったと思います。

最後に貯蓄を増やすためにはどのような工夫が必要か、また、生活にかかるお金の調査前と調査後を比較してどんなことがみえてきたのか考えました。

生徒から抜粋
・光熱費や食費などの生活に必要なものは全て親が払っているが一人で生活をするのは大変だと感じた。
・一人暮らしをすると、住居、医療、美容代など思った以上に出費があると思った。
・少ない収入で衣食住を整えることは並大抵のことではないと感じた。
・予算を工夫できるのは食費くらいしかない!。
・今は親もとで何不自由なく暮らしているが、外れた時に自立した生活がおくれるよう勉強し立派な大人にならなければならない。
・今から将来を考えても遅くないと思った。
・貯蓄を増やすには、食費はなるべく自炊にしたりと、様々な工夫が必要だと感じた。
・17万円は大きな額だが、生活をする上ではすぐ無くなってしまうものだと思った。
・何事にもお金がかかっていることが分かったので今まで以上にお金を大切に使っていきたい。
・生活で必ずかかるお金が分からなかったのでその金額に驚いた。
・節約の重要さを感じた。


「中学ニュース&トピックス」一覧に戻る