港区では昭和60年8月15日に、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を願い、「港区平和都市宣言」を行いました。この宣言にもとづき、高校生世代を対象として、長崎への派遣研修を中心とした平和に関する研修を通して、平和を築く意識を醸成することを目的とした、「港区平和青年団事業」が実施されています。

平成30年度は本校から2名が選出されまして。
事前研修から、長崎派遣研修、平和のつどいでの報告会、事後活動まで、青年団として活動を終えた二人は、「原爆の傷跡を見て悲しい気持ちなりました。このようなことが二度と起こらないよう、私に何ができるかをしっかり考えていこうを思います。」「戦争からは何も生まれません。誰も幸せになれず、悲しみや憎しみが生まれるだけです。それが戦争だということを私は大勢の人に伝えていきます。」と活動報告で述べています。

今の高校生が、戦争経験者から直接話を聞くことができる最後の世代とも言われています。二人のみならず、港区平和青年団のみなさんが、これから多くの方に伝えていくことと期待しています。（Ｙ．Ｏ．）

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