2018.08.28 教育
港区 「平和のつどい」生徒2名参加
平成30年8月25日、港区芝浦にあるリーブラホールで開かれた、「平和のつどい」の第1部として「港区平和青年団活動報告会」が行われました。
公募で集まった高校生が被爆地である長崎で「核兵器の脅威と悲惨さ」を学び、研修の内容を発表する報告会です。
本校からは高校2年生のSさんと高校1年生のMさんの2名が、団員として選抜されて長崎へ派遣されました。
活動内容をまとめたスライドを投影しながら、2人は実際に現地へ行って学んだ衝撃と悲しみ、平和への願いを込めて発表しました。
合計4名の発表があり、止まったままの時計の話、平和を願う先生と生徒の銅像の話、自分たちが持って行った千羽鶴の話、終戦にまつわるラジオの話などがありました。
平和の尊さを知識として理解する一方、自分たちが過ごしている日常とは異なる話を、きちんと理解し、後世に伝えてゆくことが必要だと述べていました。
この港区平和青年団には東京女子学園からほぼ毎年数名選ばれて、長崎へ派遣されています。報告会は、平和の実感と、実際に見聞きした風景や写真を比較して、自分たちの世代からの平和の意義を述べるという構成で、心に訴えかける平和の尊さが印象的でした。
「平和のつどい」は14時から15時が青年団による報告、15時から16時が平和記念コンサートでした。自分が体験で得たものを他人に伝えるという経験は、今後の生活においても有用な研修になったことでしょう。
来年も、本校生徒が青年団として参加し、活動してほしいと思います。