2017.11.02 教育
三角比で東京タワーの距離を計測 〜高1数学Iの授業実践レポート〜
高校1年数学Iの授業で三角比を用いて、学校から見える東京タワーの距離と、本校の「避雷針」から校舎の高さを計測する授業を実施しました。
〜数学科 小林俊道先生より〜
三角比に入って3回目の授業です。
授業をするにあたって、生徒に仰角が測定できる測定器を作ってもらいました。
この測定器(下記のプリントをご覧ください)は、
・仰角がわかる
・仰角に対する水平の長さ1あたりの高さがわかる のです。
このことから、
「校舎の高さ」と「学校から東京タワーまでの距離」を測ることに挑戦しました。
生徒は、教室を飛び出して、測定ポイントまで行き、それぞれの仰角を測りました。そして、教室に戻り、計算で高さと距離を出しました。
★校舎の高さ について
校舎の実際の高さと生徒の計算結果を付き合わせたところ、極めて近い数値を出した生徒が数名いました!発表では歓声が上がりました。
★東京タワーまでの距離 について
生徒には1/10000スケールの地図を配布し、定規をあてて長さを測り、直線距離を計測した値を比べました。
仰角が1°でも違うと、かなり大きな距離の差が生じる中、これも極めて近い数値を出した生徒がいて、「すごい!」という声が上がりました。
☆実際に授業で使用したプリントはこちら!
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是非ご覧ください!