2016.11.10 過去のニュース
命の大切さを学ぶ教室 中1
11月9日(水)、警視庁犯罪被害支援室と三田警察署のご協力により中学1年生を対象とした「命の大切さを学ぶ教室」がひらかれました。
講演者は、岩嵜悦子さん。岩嵜さんは悪質な飲酒運転の事故により、当時19歳になる最愛の息子さんをなくされました。子供3人の成長を楽しみに生活する幸せな生活から、ある日突然、あってはならない事故により息子を奪われてしまう。まだ19歳の、大きな夢や希望の実現に励んでいた何の罪もない優しい息子。こんなことがあってよいのか、こんな無情なことが起こりうるのか…。岩嵜さんは、何度も息をつまらせながらも一生懸命私たちにお話くださいました。私たちも胸が苦しくてたまらなくなり、涙が流れてなりませんでした。これからという時に人生を無残に奪われた息子さんもどれほど無念でしょうか…。親が子どもを思う気持ち、親の子どもへの深い愛に心が震えました。
岩嵜さんの「命は決して自分一人のものではなく、両親、友人、周りの人にとってもたいせつなものである」「自分を大切にし、相手を大切にすることで安心できる優しい社会になる。多くの人と助け合って生きているこを知り、感謝をもって毎日生活しましょう」とのお言葉が心に沁みました。
「命の大切さ」を心に刻み込んだ講演会となりました。
岩嵜さん、貴重なお話をありがとうございました。
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