2016.09.21 過去のニュース
初の三週間 アメリカ海外研修
この研修は、私(棚橋)の父が校長を務めた時代に始まり、今年で37回目を迎えました。
始めた当初は先生方の反対もあり、また、海外への旅行も一般的ではなく、アメリカといえば遠い国のように感じていた人が多かったのではないかと思います。そのような時代に、高校生の女の子が一カ月近くも海外で、それも一人でホームステイするのは画期的であると同時に、勇気のいることだったのではないでしょうか。
私にとって初めての海外研修は、東京女子学園の歴史を知るとともに、父の足跡をたどる重要なものでした。
今回感じたことは、今まで研修に参加した多くの生徒や先生方が、たくさんの経験を積み重ねることによって、すばらしい海外研修として成立しているということです。三週間一日の無駄もなく、また、日々何かを学習することができる有意義なプログラム構成、(株)アイネッツや現地のホストファミリ、コーディネイターが一丸となって生徒をサポートして下さるシステム、もちろん日々の学習プログラムの内容も素晴らしいものでした。語学の学習はもちろんですが、異文化を知る、日本を知る、人の優しさを知る、親のありがたさを確認する、そして、何よりも一人で言葉の壁や生活習慣の違いなどの困難を乗り越えることにより、生徒自身が成長できるものなのだと感じました。
この海外研修を成功させているポイントは、英語科の先生方が、授業内で実用的な英語学習を実施し、さらに、事前に数多くの手厚い海外研修のためのオリエンテーションを実施して下さっているからだと思います。
今回参加した生徒たちは、どこにいっても「素晴らしい生徒さん」と褒められました。また、病気や怪我もなく皆たのしく過ごせたようです。終了時のアンケートでは、全員が海外研修に満足をしていると回答してくれました。この回答が37回の実績だと思います。
東京女子学園のアメリカ海外研修はどこよりも「すごいんです!」
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