トイレットペパーの巻き数を計算で求める　中１文字式　　

トイレットペーパーの巻き数は何巻きか
　　→そんなこと考えることは普通ないですね。　

そこで、中１の授業（文字式）で取り上げてみました。実際にトイレットペーパーを使って、授業が進行しました。黒板には手作りの装置にトイレットペーパーを設置し、計算の結果と実際に巻き取った巻き数を比べてみました。

計算では約227.5巻き、実際には233巻きでした。

生徒の感想から
☆　ペーパーの内側と外側のそれぞれの円の半径が、定規で測っただいたいの値の
　長さだから、誤差を考えあわせると実際の巻き数と近くてとてもびっくりしました。
☆　計算でトイレットペーパーの巻き数がだせるのはすごいと思いました。
☆　実際に実験をやったのでおもしろかったし、すごくわかりやすかったです。
　トイレットペーパーがこんなことにつながっているのがおもしろかったです。
☆　楽しく面白い時間だった！また、家族ともやりたいと思いました　。
☆　まず、楽しかった。楽しいし、しかも文字式の要素が入っていてすごいと思いました。

ロールの内側外側を測る	（２πr＋２πＲ）ｃｍ	実際に巻き取ってみると…

文字式の計算には、慣れてもそれを解く背景となる問題がないと、「文字式って何のためにやるの？」という声があがります。今回のような身近な問題解いてみることで、文字式の面白さに触れることができます。また、身近な問題だからこそ、生徒は積極的に授業に参加していました。実際にトイレットペーパーを巻き取っていく時のかけ声は徐々に大きくなり、あと残りわずか！という緊張の一瞬には「あーっ」と、廊下まで響く大きな声でした。
（数学科　小林　俊道）

Tweet