2016.04.27 過去のニュース
白熱する数学 中1
正負の数
東京女子学園中学 小林俊道
中学1年生は正の数と負の数から学びますが、東京女子学園の数学では様々な工夫が凝らされています。
反意語から正負の量へ
日常で使われている反意語を生徒にどんどん言ってもらいました。その後、数学では数を使った量として日常で使われているプラス、マイナスの量を考えてもらいました。その代表例は温度や海抜ですが、ゴルフのスコアーとか、株価ということもあがりました(株価なんてびっくり)。そして、数直線から絶対値へ進みました。
これから、いよいよ正負の数の加減に入っていきます。そこで、トランプのゲームをしました。1グループ4人か5人とし、ババ抜きの要領でやりました。そのゲームのルールは次の通りです。
実際に生徒がこのゲームをしているところの様子です。
夢中に取り組んでいます | 合計を出す | ドキドキわくわくです |
途中から白熱度(?)が急上昇し、大変盛り上がりました。なお、得点表で次の表のように、生徒は各自が持ち点の合計をし、1回戦ごとに全員の合計も計算、最後にはトータルの合計も出しました。合計が0になることは、はじめた時は「たまたまだろう」と思っていた生徒も、それが「当然だ」と理由をもって言い出しました。まだ正式な計算に入っていないのですが、すでに正負の数の計算にしっかり生徒は入っていきました!