2016.02.16 過去のニュース
進化する授業 社会科
私が社会科の授業でパワーポイントを使用するようになって約10年。
アニメーションの技術はもちろんのこと、教室で使用するときの画面の大きさ、文字や写真のサイズや色使い、投影するスクリーンのサイズや素材など研究に研究を重ね、生徒が見やすく理解しやすいものになったと思います。今ではすべての授業時間で「オリジナル」のパワーポイントとプリントを使用しています。だから私は、ほとんど板書をしません。(ちょっとしたコメントを書いたりすることはありますよ。)
パワーポイントは、写真や動画、地図、統計表、史料、入試問題なんでも写せるのが良いですね。地図がくるくる動いたり、写真が浮き出てきたり、文字かポンポン跳ねたりと、とにかく動く動く!だからこそ、「そうなんだぁ!」「ワァー」「へぇ~」「すご~い!!」「楽しい」「おもしろい」と、たくさんの声が聞けます。そして、驚きや発見もあり、それを皆で共有することができるのです。
授業では、最初の5分を前回の復習に、最後の10分をその日の復習に充てることができるので、おなじ内容を3度学習することもできるのです。また、オリジナルプリントを使用しているので授業中に必死になって板書に時間をかけたり、地図帳や史料集を開いたりしなくてもよいので、教員の話に集中できるので、当然は成績up!さらに、板書の時間を減らすことにより中学の授業なら、50分の授業をなんと25分で完結できるんですよ。授業時間も短縮、そして、余った時間を調べ学習やディスカッションなどに使うこともできますよね。
これらの授業で「情報の収集、精査、発信」という力を養えます。
これが東京女子の「地球思考」です。
東京女子学園では、社会科だけではなくICT授業が広がっています。進化し続ける女子校、受験生に限らず、興味のある方はぜひ遊びに来てください。
写真を交えて | 分かりやすく工夫 |