2015.12.08 過去のニュース
パリ同時多発テロについて 国語
東京女子学園 高2国語でアクティブラーニング!
パリ同時多発テロ新聞記事を読み、グループごとにその記事をわかりやすく説明し、黒板に板書するつもりで、≪どこでもシート≫に書いて発表するという授業です。
グループごとに活発な意見が交わされました。状況の確認、事件の背景、宗教対立、文明の衝突論、戦争か犯罪か?そして日本の立ち位置は…などなど。「だから、…」「違う違う!」
「そういう考えもあるか…」「なるほど~」と、言葉だけでなく、図形にしてみたり矢印で関係づけたりと様々な板書例が出来上がりました。
そして、発表。
あっという間の50分。担当の先生も驚くほどの出来栄え。日頃のインプットがこのアウトプットを支えていることが確認できました。本学園の生徒の関心の深さと知識、短時間で自分たちの意見を作り、協働する姿に感心しました。
後日、生徒の感想を集めました。
K・Sさん「グループの人たちと話しながらまとめることで記事がより深く読めて、とても勉強になった。」
B・Rさん「それぞれ発表形式やまとめ方が違って、こんなまとめ方もあるんだと参考になった」
K・Sさん「自分の意見と他人の意見の違いに気づけたり、他の人は同じ文をどのように読み取ったのかが分かった。そして、政治に対するその人やその家庭の考えもなんとなく分かる気がする」
N・Fさん「すごく勉強になった。知識を自分の頭に入れるだけでなくて伝える能力が上がると思う」
Y・Nさん「皆と意見を言い合って頭を働かせる時間はとてもよかった。月1くらいでやりたいです」
今回の授業で、事件を深く読み、一人ひとりが平和な世界について考えるよい機会となりました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、重軽傷の方の早期回復をお祈りいたします。
個人個人で要約 | グループで話し合い | どのように板書するか |
まとめる | 図にしたり… | 様々な板書 |
グループ発表 | 代表者がしっかり説明 | アクティブラーニングの 楽しさを実感! |