2015.11.12 過去のニュース
命の大切さを学ぶ 中1
11月11日(水)、警視庁犯罪被害支援室、三田警察署の協力のもと、岩嵜悦子さんをお招きして、「命の大切さを学ぶ講演会」が行われました。
岩嵜さんは、悪質な飲酒運転によって息子さんを亡くされました。講演会には等身大の人型パネルに、メッセンジャーになった元紀さん(当時19歳)の写真が張られ、「生きた証」の靴が置かれていました。
いつもと変わらない日常から、理不尽に息子の〝生〟を奪われた現実を、何度も息を詰まらせながらお話くださいました。遺族の方のにじみ出る深い愛情と悲しみが、心に響いてきました。
『一人ひとりの命がどれだけ尊いものか、誰一人として替わる人はいない、その命は決して自分だけのものではなく、両親、友人や周りの人にとっても、とても大切なものである。』
『自分を大切にし、相手も大切にすることで優しい社会になる。多くの人と助け合って生きていることを知り、感謝をもって毎日生活しましょう。』
最後に、「今を生きている君たちへ」の詩を読まれ、「みなさん、これから精一杯生きてください。」とお言葉をいただきました。
岩嵜さんからのお話から、命の重みを胸に刻み、生きている事に感謝することが大切であり、また、両親、友人、周りの人との繋がりがあって生かされている事を改めて感じることができました。
生徒たちの輝く瞳から、メッセンジャー元紀さんの想いは、確かに一人一人の胸に届いていると感じました。ありがとうございました。
講演会の様子 | 岩嵜悦子さん | 花束贈呈 |