2015.11.06 過去のニュース
Let’s make an original ending of Urashima Taro アクティブラーニング
東京女子学園のアクティブ・ラーニング
ICT ( iPad・ロイロノート) +英語+古典+手作り絵カード
10月16日(金)5時間目、中3の授業は “Let’s make an original ending of Urashima Taro”「創作浦島太郎」でした。
授業の導入は、今人気の携帯電話のコマーシャル!
それを見てから簡単なクイズをし、クイズの答えをiPadの教育用アプリ(ロイロノート)で教師に送信します。すると、テレビのクイズ番組のようにそれぞれが送った解答を一覧で画面で見ることができます。
次に、浦島太郎の物語をiPadのアプリを利用して英語で読んでいきます。物語の中には登場人物の言葉が吹きだしになっています。生徒たちはその言葉を英語で考えます。
物語を読み終わったところで、教師が“What do you think about this story?”と問いかけます。そう…浦島太郎の物語はハッピーエンドではないので理不尽と感じる方も多いのです。
そこでそれぞれが浦島太郎の物語の最後を考えます。まず一人で考え、その後ペアでお互いの考えを紹介します。そしてグループを作り、メンバーで相談して考えるのです。ここで使うのはコミュニケーションツールとしての手作りの絵カード。とてもアナログなものですが、やはり必要です。背景と登場人物の絵カードを並べ、物語の最後の部分を創作し、絵カードを利用して、場面を作り、iPadで写真をとり、ナレーションとセリフを英語でそのiPadでとった場面に入れます。そしてできあがったものをロイロノートで教師に送信。すると教室前面のスクリーンに各グループの作品が映し出されます。全員で画面を通して各グループの発表を見て、聞きます。録音されているので、自分たちの発表も客観的に評価することができます。最後に今、古典で学習している浦島太郎との関連を教師が紹介します。
日本語での説明は全くなく、すべて英語で実施された中で、帰国生でもない中学3年生がみな積極的に英語で発言していたこと、話し合いもためらうことなく英語で行っていたことに、英語の力が着実についていることを実感した1時間でした。
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