2015.09.03 過去のニュース
国語科で21世紀型スキルを養成
「朝読解(アクティブ・ラーニング)」
「思考力」「創造力」「表現力」という3つの力のさらなる活発化がグローバル社会では必要とされます。
本学園では朝のホームルームの時間を活用して、全校生徒を対象に新聞記事を取り上げて、「思考力講座」を実施しています。
◎中学1年では、新聞記事の大切な個所を見つけて線を引く、感想も書けたら書いてみようという導入を行っています。
◎中学2年生は、中学1年生と同じ新聞記事を「まとめてみようと」一段階アップ。
◎中学3年生から高校3年生は主に新聞の社説をとりあげ、次のことが課題となります。
1、3つの文よる要約(問題設定・本論・結論という「序破急」の構造を学ぶ)
2、題名をつける(最も短い要約、思考の整理)
3、自分の意見を述べる(表現と創造)
3つの力のトレーニングの場としての朝読解は、さらに「討論の場」「教え合う場」を作り上げ、すべての教科の基礎力をアップさせます。
昨年度、国立の難解大学に合格した生徒は「文章の要約力が上がったことが合格に結びついた」と後輩たちへの受験体験談報告会で力説していました。