2013.03.23 過去のニュース
校内予備校担当者より
1月から始まった受験がようやく終わりました。
昨年のブログには
http://blog.tokyo-joshi.ac.jp/gakuenblog/2012/03/post-6e42.html
と書かせて頂きましたが
今年も
「ただいま」
「おかえりなさい」
と受験生を迎え、学校と一体となって大学受験をサポートして参りました。
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ちょうど一年前、新学年最初の授業でこんな話をしました。
「自分たちが想っている志望校を、今、忘れてください。
そして、一つ上のレベルの学校に設定しなおしてください。」
「一つ上を目指そう!そうすれば自ずとそのレベル届くようになる。
自分を信じることから始めよう。そして信じられる努力をしよう!」
今年も早稲田大学の合格者が出ましたが、
皆、早稲田大学が第一志望ではありませんでした。
1人は立教、1人は明治、1人は上智・・・
みんな自分を信じることから始めたのです。
そしてそのうち1人は、特別進学クラスではない生徒です。
また卒業生ですが医学部に合格者が出ました。
夢を追い努力し続けた結果、ようやく夢の第一歩へと足を踏み入れました。
早稲田大学・国立医学部・・・
こういった華やかな結果だけではなく
一人一人の合格、全てがうれしかったです。
それは受験と向き合い、自分と向き合い、小さな挫折を繰り返しながら
最後の最後まで戦い得た結果だからです。
「学習院大学合格しました!」
「明治学院大学に受かったよ!」
「受かってた!日本大学!!」
「行きたかった女子大に合格しました!」
それぞれの合格は、それぞれが勝ち取った成長の証だと思います。
また、もちろんその影で
自分を信じ、努力し、チャレンジしたけど、あと一歩届かなかった生徒もいます。
「悔しいです・・・」
大粒の涙を流しながら、報告にきてくれた生徒を見て
私も涙してしまいました。
「私たちの努力が足りなかった・・・申し訳ない」
という気持ちでいっぱいになりました。
しかし
「大学に行って必ず結果出します!」
「もうTOEICの勉強始めました」
と言ってくれて、次の目標に向けて歩き出している姿を見ると
少し救われた気がします。
この“努力する力“こそが受験を通して得た最大の宝物なのだと思います。
この一年で得た“経験”を糧に、大学にいっても、社会人になっても
輝ける人になってほしいなと思います。