2015.04.28 過去のニュース
トランプを使って正負の数の授業
4月27日(月)、中学1年2時間目の数学の授業で「あ~!おー!」と楽しげな声。
トランプゲームで正負の数の計算の意味と習熟を!
ババ抜きの要領で、カードは、
5人のときは4種類の1~5のカードとジョーカー1枚で21枚、
4人のときは4種類の1~4のカードとジョーカー1枚で17枚、
を使って、黒札はプラスを赤札はマイナスで取ったり取られたりしながらゲームを進めます。一巡以上して自分がカードを引く順番になったとき手持ちが他の人より一番合計が多いと思ったら、「ストップ」をかけ手持ちカードをそれぞれ合計して表に記入します。でも、ストップをかけた人よりもっと合計点数が多い人がいたら、最低合計の人とストップをかけた人はカードを全部取り替えます。
このようにしてゲームが進むにつれて教室が白熱した雰囲気に包まれてきます。そんな中で正負の数の計算が自然に身についてきます。計算式はこのゲームに慣れてからします。すると、どの子もしっかりとその意味をとらえて計算することが出来るようになります。まさに、遊びと学びが一体化したゲームです。
単なるゲームの楽しさではなく、数学の面白さが体感できた授業で、生徒達は満足そうな表情でした。
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