2月18日（水）の５，６時間目に、中学３年生社会科公民の授業として「模擬裁判」を行いました。授業は、第一東京弁護士会からプロの弁護士3名をお招きし、本物の裁判さながらの雰囲気で進められました。生徒はそれぞれ「裁判官」、「裁判員」、「検察官」、「弁護士」、「傍聴人」としての役を演じ、実際に参加しながら裁判のしくみを学びました。特に前でセリフを読む役の生徒は、何度もミーティングを重ね、求刑や証人質問などを練ったり、わかりやすく話す練習を積みました。弁護士の方々には、執行猶予についての説明や、生徒からの質問に答えていただき、プロの意見に生徒たちは聞き入っている様子でした。最後は、「どんな夢でもあきらめず、地道に努力してほしい。その努力は決して裏切らない」という激励をもらい、将来についても考えるきっかけになったようです。生徒たちの感想を聞くと、「弁護士の人は固くて怖そうなイメージだったけど、優しかった。」とか、「頼りになりそう。」というものが多かったです。
裁判員制度が採用され、将来、自身が裁判に関わる可能性が全員にある時代において、裁判を身近に感じ、考える経験を積むことが出来ました。

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