2014.05.09 過去のニュース
中学1年生オリエンテーション合宿
入学式から3週目の4月23日に、中学1年生はオリエンテーション合宿に出発した。新しい環境、新しい友人にまだ慣れていない生徒たちは、緊張感を持ちながら山梨県へ向かった。この合宿では、東京女子学園の生徒としての自覚を持つことと上手に人との関わりをつくることを、いくつかのプログラムを通して学んでいった。間近に富士山を臨むことができる宿舎は、標高が高いこともあり空気はひんやりとしていて、身も心も引き締まる環境であった。そんな中で学習プログラムは進んでいった。校歌・歴史・初代校長先生のことなどを学び、創設者の先生方の思いや初代校長先生の生き方に、生徒たちは感銘を受けていたようだ。この学習から、学園の一員としての自覚を強めるとともに、自分の生き方の指針を見つけるきっかけとなれたのではないかと思う。また、ゲームを通して自己紹介をしたり人間コピーやちぎり絵などの共同作業を通して、他人とともに生きることの大切さを学ぶとともに、上手な関係作りの方法を練習した。グループワークや食事の座席は毎回変わっていて、多くの友人と話をするチャンスもつくられていた。
3日間とも天気に恵まれていて、毎朝雪を頂いた富士山を見ることができた。まだ、桜も8分咲きであった中での合宿は、あっという間に終わってしまった。この合宿を通して、生徒たちは同級生との絆を深めることができたものと信じている。ここで学んだことを活かして、これからの学園生活をより豊かなものにしてくれるものと期待している。