2014.05.01 過去のニュース
高校1年生オリエンテーション合宿
4月23日(水)~25日(金)の2泊3日で、河口湖畔へORT合宿(勉強合宿)に行きました。
入学して2週間が経ちましたが、授業にも少しずつ慣れてきて、友達の輪も広がりつつあり、学園生活がやっと順調に流れ出したところです。そんな矢先の合宿でした。
この合宿では、①教科の学習の方法を学ぶこと、②自分の進路について自分自身で考える作業のスタートをきることを目的とし、プログラムを進めていきました。
【教科学習法】では、家庭学習のやり方(予習、復習)、問題の読み方や解き方などを具体的かつ効率的に学び、「どうやって勉強したらいいかわからない」と悩んでいたことも解決することができ、さらに新たな課題を見つけることができました。以下は生徒の感想です。
●数学や英語は予習復習が大切で、国語は日々の生活の中でも感受性を豊かにすることが必要だとわかりました。
●高校からはやりなさいと言われてやるのではなく、自ら進んでやらなければ力がつかないことがわかりました。
●今までの勉強のやり方ではダメだと思った。今回教えてもらったやり方でやってみようと思う。
●どの教科も今回学んだ勉強を定着させて、自分で完璧に問題を解けるようにしたい。
●自習時間がもっとほしかったです。やりきれなかったところは、家に帰って勉強したい。
【自分の進路について考える】では「コミュニケーション」について勉強し、自己紹介や他己紹介を実践して友だちのことをより知ることができました。「ライフプラン」では、自分の将来を想像しながら付箋にやりたいことを書き、4人1組で話しながら、それぞれの年齢軸に張り付ける作業をしました。「エゴグラム」では、今の自分の性格特性を踏まえ、なりたい自分に近づけるよう計画を立てました。
まだ高校生になったばかりで、将来ことはこれから考えればいいと思っていた生徒も、友だちの考えを聞くことで共感したり、参考となったりで真剣に自分と向き合う時間がもてたようです。
以下は生徒の感想です。
●ちゃんと人の目を見て話せる人になりたい。自分の気持ちを言葉で表現するために、本を読むなど、日頃の生活から学んでいきたい。
●将来について自分と向き合えた。まだ大丈夫と逃げていたので、いい機会となった。なりたい自分に向けて何が必要なのか、何を学べばいいかを調べて、高校生から実行していきたい。
●将来どんなことをやりたいかということの考え方を学んだ。これから毎日を大切に過ごして、何かキーワードになるものを見つけたいと思った。
●自分の将来は自分でしか計画できない。また、何が起こるかもわからない。そんな自分の将来に不安を覚えました。でもそれを乗り越えるのは自分しかいない、と今回の合宿で教えられました。
●私はすでに将来を決めていましたが、他にもやりたいことを見つけライフプランを立てることができたので、将来が楽しみになりました。
都会から離れ、雄大な富士山に見守られながら充実した3日間を過ごし、合宿の目的を概ね達成することができました。今の素直な気持ちを今後にどうつなげていくか、そしてどう成長していくのかが今からとても楽しみです。