2023.07.21 スクールライフ
模擬裁判
6月22日(木)に、第一東京弁護士会から3名の弁護士の先生をお招きして、中学3年生の模擬判を実施しました。
生徒は裁判官・裁判員・検察官・弁護人・廷吏の配役に分かれ、シナリオに沿って裁判を進行しました。
検察官役は被告人の犯行を立証して求刑を、弁護人役は被告人を弁護し無罪を主張します。
審理を行った後、裁判官と裁判員役の生徒は別室で弁護士の先生方の立会いのもと合議を行い、有罪か無罪かを自分たちで考え、判決の言い渡しを行います。
本年度は全ての生徒が配役につき、裁判官以外の配役も合議を行ったため、すべての生徒が主体的に裁判に参加することができました。
生徒たちは事前に何時間もかけて準備をしてきました。
被告人役は本校教員が担当し、証人役は弁護士の先生に担当していただきました。5月には社会科見学として裁判傍聴にも行っているので、本番さながらの緊張感のある模擬裁判を行うことができました。
今回の判決は無罪でした!今年の中学3年生の議論は特に活発でした。1人1人が意見を出し合いながら、自分たちで証拠や証言について実際に検証をはじめるなど、とても白熱した合議となっていました。弁護士の先生からも、講評でお褒めの言葉をいただきました。
模擬裁判の後には、弁護士の先生方に質問に答えていただく時間を設けていただくなど生徒にとって本当に貴重な経験となりました。