中学３年生は６月２５日（金）の５、６時間目に模擬裁判を行いました。本校で20年以上お世話になっている第１東京弁護士会から3名の弁護士の方にご指導いただきました。

生徒たちは裁判傍聴の体験をもとに、事前に裁判官、裁判員、弁護人、検察官を配役し、その役になったつもりで模擬裁判の内容について考えていましたが、実際に論告・求刑、弁論、判決をそれぞれの立場で考えるのには大変苦労しました。弁護士の方からアドバイスをたくさんいただいて、短い時間の中でそれぞれの立場で考えをまとめた経験は大変貴重でした。

１つの裁判についてそれぞれの立場で真剣に考えたこの経験は司法に対する理解を深めたにとどまらず、社会のさまざまなことを冷静に分析する力にもつながったと思います。

最後に弁護士の方が生徒からの質問に答えてくれた時間も大変貴重でした。今回は医師をしながら弁護士資格を取られた方もいらして、大切にしていることや働きがいなどさまざまな角度からお話を聞くことができました。卒業後のキャリアを考える良い機会にもなりました。

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