2021.06.17 スクールライフ
中学 礼法
6月8日(火)、仏教伝道会館7階「縁」の間にて中学礼法の授業を実施しました。
講師は卒業生の4名の諸姉に教育実習生2名が加わり、終始なごやかな雰囲気で進行しました。
中学1年生は、初めての礼法に最初は緊張の様子もみられましたが、
少しずつ和室での様子にも慣れていきました。今回は正しい姿勢・立ち方や座り方・歩き方・座礼・座布団の座り方や襖の開閉など、「和室での立ち居振る舞い」について学びました。
中学2年生は第2回目の単元となる「玄関での立ち居振る舞い」について、履物の脱ぎ方・お辞儀の仕方・座布団の使い方・膝行膝退などについて学びました。
中学3年生は第3回目の単元「品物の渡し方・いただき方」として、平包みやおつかい包みなどの風呂敷の扱い方、手土産を渡す時のあいさつ等などを学びました。
先生方のあたたかく熱心な指導の下、足のしびれに耐えながらも有意義な時間を過ごしました。
【東京女子学園の礼法について】
東京女子学園は「教養と行動力を兼ね備えた女性の育成」を建学の精神として創設されました。20世紀は産業中心の時代と言われますが、21世紀は「人」の時代、まさに人間力が問われる時代となります。
本学の教育理念である「人の中なる人となれ」に掲げるように、社会の中で責任を持ち、それにふさわしい能力としっかりした見識をもつ女性として歩んでほしいと考えています。
礼法は中学・高校を通じて6年間に渡り、身につけておきたい美しい立ち居振る舞いや、礼儀正しいあいさつ、お付き合いの作法などいろいろな場面での「しきたり」や「マナー」をオリジナルテキストで学ぶ6年間です。美しい所作を身につけて、自立した女性として明るい未来へのステップにつなげてほしいと願っています。