建設会社熊谷組『作業所とダイバーシティ推進部』の方を中心に、教員や保護者ではない、社会で活躍する「第三のおとな」が関わりをもちながら探究ゼミを実施しています。これからの日本を担う生徒が、夢や希望を抱き、さらに、理系に興味をもってもらうために実施しています。

【工事現場の重機】

熊谷組さんから作業着服を借り、一体感を持ってゼミに取り組みます。新校舎の建築現場見学、現場事務所でのゼミ、工事関係者の方の講義やインタビュー、建設重機のあれこれ、設計図面の書き方、また、ヘルメットやキャラクターデザイン、そしてダイバーシティについても考えます。多くの企業や人々が関わり、協力をしなければ、建物が誕生しないことを知ることにより、まさに、教育理念である『人の中なる人となれ』が理解できると思います。

【安全対策／作業着の紹介】

３回目のゼミでは現場事務所の見学と質問、事務所内でゼミを開催しました。初めて見る仕事風景に目を輝かせ、ＣＡＤ(設計用のソフト)には多くの生徒が興味を持ったようです。まさに理系に興味を持つ第一歩となりました。

【事務所にて／働いている方からお話を聞きました】

【作業の様子を見学させていただきました】

今後、学習するテーマの一部を紹介します。

❶『建設業と熊谷組について知ろう』データや情報を活用し、企業とはどのような集合体なのか、仕事とは何か、やりがいとは何かを考える。

❷『熊谷組のあたらしいキャラクターを考えてみよう』企業の理念を理解し、会社のイメージアップにつながるキャラクターをつくる。

❸現場インタビューから、『建設現場で働く女性技術者について知ろう』

❹現場見学や現場ポスターから、『建設現場での安全について考えよう』

❺重機に乗車、見学し、『仮設揚重機タワークレーンとは』

【参加生徒】中学３年生７名、高校１年生３名

【協力企業】熊谷組

Tweet