高校２年生の「家庭総合」では、生徒が実際の商品を作り、どれだけ売れたかを検証する産学連携プログラムをおこなっています。

講師は、商品ジャーナリストで元日経トレンディ編集長の北村森氏。カバンのコンセプトは、『お父さんと休日一緒に外出する時に持ってほしいカバン』です。

第１回目は、オリエンテーションとコンセプトワーク。持つだけでおしゃれに見えるカバン、機能的なカバンとは、など、どういうカバンがいいか熱い議論が交わされました。

第２回目は、各グループでコンセプトのイメージを図案化しました。「休日くらいは仕事を忘れてほしいから小さめなカバン」「少しでも若くスタイリッシュに見えるカバン」「生涯使えるカバン」など、お父さんが娘から贈られて嬉しくなる、ワクワクできるカバンを考案しているようです。

そして第３回目。各グループで考えた図案を発表し合い、それぞれのいいところを取り上げながら１つのデザインにまとめます。いろいろな意見が出て話し合っていくうちに、今回は２つのパターンを出すことになりました。

生徒が考えたカバンを“東北のエルメス”と呼ばれる亀屋革具店の方にリモートで直接コンセプトを伝え、討議し、製作を依頼します。７月後半にはクラウドファンディング公開を予定しています。

どんなカバンができるのか楽しみです。次の機会に紹介します。

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