授業と同じように大切なのは「自学自習」です。与えられたものを学ぶだけでなく、自ら進んで学んでいくことは問題発見・解決につながる大切な姿勢です。そのはじめの一歩は自らの「予習と復習」です。オンライン授業の中、先生のアドバイスを直接受けられるバーチャル自習室を開設しました。利用者にはとても好評でした。

「バーチャル自習室」 進路情報部　森里子

　５月～７月のオンライン授業日の放課後、毎日１時間の「バーチャル自習室」を開きました。対象は全学年、Zoomで参加しそれぞれ自習します。授業後すぐにその日に学んだことの振り返り（復習）をして、次の授業の準備（予習）をすることで、「自学自習」の習慣を身につけることにもつながりました。また、ブレイクアウトルームを活用して、先生と１対１で質問もできます。登校できなくても、通常の授業時と同じように、放課後に質問や進路相談ができる環境があることは生徒の安心感につながりました。

　中学１年生の参加率が最も高かったです。入学してからオンラインでしかつながることのできない同級生たちと、一緒に勉強できる空間・時間を楽しんでいたようです。また、先生と話したくて時間を過ぎても退出しない生徒もいました。

　学校に登校できないときでも、友人や先生とつながることで不安を解消したり、学習習慣を身につけたりすることはできます。これからもiPadを活用して学習環境を整えていきましょう。

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